プログラミングにおすすめのフリーエディタ!エディタを選ぶときのポイントも紹介【Visual Studio Code】

初心者向け

この記事では、フリーで使えるエディタの中でも、おすすめのエディタを紹介しています。
また、エディタを選ぶときの4つのポイントを解説していますので、エディタ選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。

プログラミングをするときに必須となるエディタですが、無料で使えるエディタは多く作られています。

エディタにはそれぞれ特徴があり、特定のプログラミング言語に適したエディタや、テキスト編集がしやすいエディタ等、内容も様々です。

一方で、プログラミングを始めてみようと思っている方の中には、「どのエディタを選べば良いのか?」という疑問を抱く方もいるでしょう。
プログラミング経験者に質問して、「どのエディタでも、プログラミングする内容は変わらないから、好きなのを使えば良いよ」と回答をもらった人もいるかもしれません。

※iOSアプリのように、特定のエディタでしか作れないものは除きます。

ですが、プログラミングを学ぶとき、特に初心者の場合は、ちゃんとエディタを選んだ方が良いです。

なぜなら、自分が使いやすいエディタを見つけられるかどうかで、その後のプログラミング人生が変わってくるからです。

自分にあっていないエディタを使っていると、ストレスを感じて、プログラミングを学ぶこと自体を諦めてしまうかもしれません

しかし、プログラミング初心者にとっては、どのエディタが良いのか判断することは難しいと思います。
そこで、無料で使えるエディタの中でも、豊富な機能を備えていて使い勝手が良いエディタを紹介したいと思います。

それは、Microsoftが提供している Visual Studio Code(略称: VS Code) です。

本記事では、”エディタを選ぶときに重要視しているポイント”と、”VS Codeの特徴”について説明していますので、参考にしていただければ幸いです。

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良いエディタって何?

私が考える良いエディタとは、「プログラミングを楽にしてくれるエディタ」です。

プログラミングは変数名を一文字まちがえただけでも、期待したとおりには動きません。
そのため、そうした誤りが起こらないようにしなければなりませんが、「変数名を正しく入力できているか?」といったことに意識を割いていると、すぐに疲れてしまいます。
例えば、変数名を自動で入力してくれたり、変数名に間違いがあったらメッセージを表示してくれたりすれば、プログラミングの負担が減ります。

そうすると、プログラムのロジックを考えることにその余裕を回せるようになります。

次は、私がエディタを選ぶときのポイントを紹介します。

エディタを選ぶときの4つのポイント

いくつかエディタを試した結果、楽にプログラミングをするために、4つのポイントを備えているエディタを選ぶようになりました。

それぞれの理由を説明しますので、ご覧ください。

動作が軽くて速い

エディタが重く、動作が遅いとプログラミングのリズムが崩れてしまいます。
入力した内容が反映されるのに数秒かかるような状況では、思ったようにプログラミングをすることができず、ストレスが溜まります。

使用しているPCのスペックが問題の場合もありますが、エディタ自体が重い場合は避けるようにしています。

コードの補完機能を備えている

コードの補完機能があると、”良いエディタって何?”で説明したように、変数名のスペルミスのような間違いを減らすことができます。

プログラムのロジックが複雑になってくると、使用している名前をすべて覚えることは、難しくなってきます。

補完機能があることを前提にすると、大まかな名前を覚えておけば良くなります。

クラスやメソッドの宣言元へのジャンプ機能

Vue.jsやReact、Laravel、Ruby on Rails等のフレームワークは人気が高いため、触れる機会があると思います。

フレームワークでは柔軟性や可読性を高めるために、処理を複数のファイル(クラス)に分けて記述します。
一つの機能が複数のファイルから構成されているため、コードを読み書きするときは、複数のクラス間を移動することになります。

ジャンプ機能を備えているエディタを使っていれば、あるクラスで使用されているメソッドの内容を把握したいときに、メソッドを使っている処理から、直接メソッドを定義している箇所に移動することができます

アプリケーションの規模が大きくなってくると、プログラムの構成を理解しやすくするために、クラスを分ける場合が多いので、ジャンプ機能があるかどうかで、プログラミングの効率が変わってきます

キーバインド(ショートカット)を自由に設定できる

よく使う機能に使いやすいショートカットを設定したり、過去に使っていたエディタと同じショートカットを設定したりといったことができると、エディタに馴染みやすくなります。

キーボードから手を離してマウスに持ち替えたり、新しいショートカットを覚え直したりする必要がなくなるので、好みの設定にカスタマイズできるというのは、大きなポイントです。

Visual Studio Code

Visual Studio Codeは、上に挙げた4つのポイントを満たしているため、おすすめのエディタとして選びました。

Windows・Mac・Linuxで利用可能です。ダウンロードは、下記リンクの公式ページからどうぞ。

Visual Studio Code - Code Editing. Redefined
Visual Studio Code is a code editor redefined and optimized for building and debugging modern web and cloud applications.  Visual Studio Code is free and availa...

次からは、Visual Studio Codeの特徴について詳しく紹介します。

VS Codeのコード補完機能

VS Codeでは、コードの補完機能は「IntelliSense」と呼ばれています。

IntelliSense in Visual Studio Code
Learn about Visual Studio Code IntelliSense (intelligent code completion).

IntelliSenseの動作イメージは、次の画像をご覧ください。

コードを入力し始めると、対象の言語のキーワードや変数、関数等の補完候補をポップアップで表示してくれます。
表示されている候補は、クリックするかTabを押して選択します。

次の例は、パラメータの情報を表示しています。

引数として、どんなパラメータを受け取るか。更に入力中のパラメータがどの引数か、ということが強調して表示されています。

VS Codeの宣言元へのジャンプ機能

この例ではVS Codeの拡張機能「PHP IntelliSense」を使用しています。

「Command」キーを押しながら対象の変数やメソッドをクリックすると、定義元にジャンプします。

コマンドパレットとクイックファイル

コマンドパレットとクイックファイルを使うと、VS Codeの「コマンド操作」や「ファイルを開く」をキーボードだけで完結させられます

コマンドパレット

「Command + Shift + P」で実行します。

実行すると、画像のウィンドウが表示されます。
「Go to Definition」といった操作や、Git関連の操作を呼び出すことができます。

クイックファイル

「Command + P」で実行します。

ウィンドウに表示したいファイル名の一部を入力すると、合致したファイルが絞り込まれます。
ファイル選択すると、そのファイルが表示されます。

組み込みのGitを使ったソースのバージョン管理

ソースのバージョン管理ツールとして良く使われている”Git”ですが、VS Codeのメニュー上から操作することができます。

「どのファイルが編集されているか?」、「コミット対象のファイルはどれか?」といった情報を確認したり、”git pull”や”git commit”を実行したりします。

ショートカット(キーバインド)を自由に変更できる

“Code > Preference > Keyboard Shortcuts”から、ショートカットの設定画面を開きます。

設定を変更したい”Command”を探して、ダブルクリック。表示されたウィンドウの中で新しいショートカットを入力して、Enterを押すと設定完了です。

Extensionを追加して、Visual Studio Codeを拡張

標準で様々な機能を備えているVisual Studio Codeですが、対応していない機能もあります。

VS Codeでは”Extesion”を使うことで、機能を拡張することができます。

例えば、Vimのキーバインドを使えるようにしたい場合は、”Extension”から「Vimの拡張機能」が公開されていないかを検索します。

見つかった中から、目的の拡張機能をインストールすると、その機能が使用できるようになります。

「Vue.js」や「Laravel」等の人気のフレームワークはExtensionが登録されています。
“VS Code”がデフォルトでは対応していない機能でも、Extensionを追加することで解決する場合があるので、気になった機能は探してみてください。

まとめ

今回はエディタを選ぶ際の4つのポイントと、その条件を満たすおすすめのエディタとして、”Visual Studio Code”を紹介しました。

Visual Studio Codeは今回紹介した機能以外にもデバッグ機能などを搭載しています。
使いこなせるようになると、プログラミングの効率を向上させられるでしょう。
今後も改良されていくことが期待できますので、まだ使ったことがないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

この記事が、エディタを選ぶときの役に立てば幸いです。